保育所は休園せず

2月27日、厚生労働省は保育所等の新型コロナウィルスへの対応についてを発表し、一夜明けた保育所では対応に追われました。

新型コロナウイルス感染症防止のための学校の臨時休業に関連して の保育所等の対応について(令和 2 年 2 月 27 日時点) より抜粋

(保育所について)

1.今回の要請は、小学校、中学校、高等学校等については、現に感染が拡大し ていない地域においても、感染のリスクを予防する観点から、春休みの前段階 として、臨時休業を要請するものである。 一方、保育所については、保護者が働いており、家に1人でいることができ ない年齢の子どもが利用するものであることや、春休みもないなど学校とは異 なるものであることから、感染の予防に留意した上で、原則として開所してい ただくようお願いしたい。

2.ただし、「保育所等において子ども等に新型コロナウイルス感染症が発生し た場合の対応について(第二報)」に基づき、保育所の園児や職員が罹患した 場合又は地域で感染が拡大している場合は、臨時休園を検討されたい。その場 合にも、その子どもの預かりが必要な場合の対応として、訪問型一時預かりや 保育士による訪問保育等の代替措置を講じていただくようお願いしたい。

参考 厚生労働省

保育所は基本的には都道府県または政令市の管轄です。そのため住んでいる地域によって多少の違いはあると思いますが、 感染者が出ていない間は基本的に通常営業、感染者が出た場合の対応は管轄の都道府県または政令市の方針によるということになります。

とはいえ保護者への周知の方法や、休園期間の職員の勤務については各園の裁量に委ねられていますので、今日はそれらの対応に追われました。

訪問型一時預かりとは

厚生労働省通知から抜粋した2の後段に”訪問型一時預かり”と書かれており、一見すると

「預かってくれるの!?」

と思いますがちょっと勘違いしているかもしれません。

一時預かりとは保育園に入園していない乳幼児の保育を一時的に行うことです。一時預かりには4つの種類があり、訪問型一時預かりを利用するには、障がいや疾病があり集団保育が著しく困難であることや、ひとり親家庭で一時的に夜間や深夜に仕事をすることが必要です。

なので基本的には預けることはできません。

徹底的に予防する

園外へのお散歩の自粛、全園児が集まる集会の自粛、手洗いうがいの徹底などを行いました。

保護者にも手指のアルコール消毒をお願いするなどの対応を取りました。

登園時の検温も、本来は未満児のみ実施していますが全園児が実施しました。

先生たちもいつもより敏感に対応し、せきや熱がある子どもについては気を付けてみていました。

行事を縮小する

卒園式などの行事についても見直しをすることになりました。

在園児を全員集めての卒園式、来賓招待、謝恩会や茶話会についてもすべて縮小を検討し、対応を取りました。

卒園遠足のバス・会場のキャンセル。キャンセル料の取り扱いについての確認も行いました。

在宅勤務になる保護者の対応

地域によって差があるかもしれませんが、就労時間が変わらなければ基本的には保育所の利用に影響はありません。

在宅でフリーランスや自営業をしている方と同じというとイメージしやすいかと思います。

在宅就労の証明は不要ですが、各自治体や園に問い合わせした方が良いでしょう。

まとめ

現時点で行っておきたいポイントは以下の3つです。

  • 感染のリスクを下げるためにも不要不急の外出を避ける。
  • 手洗い・うがいを徹底して予防する。
  • 職場や家族と休園時の対応について話し合っておく。

保育所でも感染拡大防止のため全力を尽くしますが、各家庭での予防、休園時の対策も予め検討をお願いします。