資格試験経由の新人保育士さん必見!保育の業界用語集

どんな業界にも業界用語が存在しますが、保育の業界にも当然業界用語が存在します。 まるで職人の世界のようなOJT(On-the-Job Training)に入職したての頃はカルチャーショックで苦労しました。

最初は私が保育の学校を出ていないから知らないのかと思いましたが、新卒の同僚も知らなかったので学校で教えられるものでもないようです。

これらの用語、実は保育所保育指針やテキストをよくよく読み返すと書いてあることもあります。勉強していた当時は専門用語がピンと来なくて読み飛ばしてしまったんでしょうね。

ですが保育士としての仕事が始まると手遊びや歌、壁面飾りの準備などで読み返す余裕なんてないと思います。普段から先輩保育士とコミュニケーションを取って覚えていきましょう!



新人保育士の知っておきたい業界用語一覧

施設長

園長先生のことです。最初、園見学のときに案内してくれた先生が「あの方が施設長ですよ!」と紹介してくれたにも関わらず、施設をメンテナンスしてくれるおじさんかな?と思って対応した経験があります。今では笑い話ですが思い出してもとても恥ずかしい話です。

養成校

大学、短大、専門学校などで保育士になるための単位を取得できる学校のことです。養成校に行くのがいわゆる一般的に保育士になるためのルートです。

何年保育

保育が必要な期間のことです。6年保育だと4月2日の時点で0歳の赤ちゃんのことですね。3年保育はあと3年保育所に通う年少さんのことです。

何歳児クラスという呼称もあり、そちらに慣れている方もいるのではないでしょうか。園によってどちらの呼び方を使っているか違うこともあります。

また、何年保育も何歳児クラスもどちらも4月2日時点の年齢を指します。

ちなみに、歳を取るタイミングというのは前日の24時と決まっています。4月1日生まれの子は3月31日に歳を取ってしまうので1つ上のクラスになるんですね。

午睡

お昼寝のことです。保育の仕事には午睡チェックといってお昼寝中の呼吸や、SIDS(えすあいでぃーえす)の原因とされているうつぶせ寝をしていないかなどのチェックがあります。

SIDSとは乳幼児突然死症候群のことです。お昼寝中などに突然呼吸が止まって亡くなってしまうことが知られています。午睡チェックはSIDSの防止のために欠かせない業務です。

ペープサート

うちわなどの両面に登場人物を描いてひっくり返しながら演じる人形劇です。言葉は聞きなれないですが見たら「あっ!これね!」となります。

お誕生会などの出し物では定番ですのでYouTubeなどで一度見てみるとイメージが沸きます。

標準時間と短時間(コアタイム)

保育所の営業時間は制度で11時間と決まっており、これを標準時間といいます。そのうち、短時間(コアタイム)と呼ばれるのが8時間です。また、標準時間11時間を超えて保育をすることを延長保育といいます。

この呼称の違いは保護者の就労状況によって保育をする時間を区別するためにあります。保護者がお仕事を探している、育休中など比較的家庭にいる時間が長い場合は短時間(コアタイム)の保育になります。

ちなみに営業開始時間やコアタイム時間は各保育所が決めています。開園が7時でコアタイムが8時からという園は、コアタイム終了が16時で標準時間終了が18時なのでその差2時間です。入職したての頃、なんで3時間じゃないんだろうと思っていましたが早朝の1時間がコアタイム時間外でした。

設定保育と自由保育

前提としてどちらも保育士が目的をもって計画して保育をする内容に変わりありません。最近の傾向としては子どもの自主性、自立心を伸ばすことを目的に自由保育が注目されています。

しかし、なかなか自由保育を取り入れることができない園が多いです。ノウハウが浸透しない、保育室のスペースの問題、新しいことに挑戦する土壌がないなどなど。

もちろんそれぞれに良いところがありますので一概に言えませんが、自由保育の志を持って入職したのにガチガチの設定保育だったなんてことがないように事前に園見学で確認しておきたいですね。

まとめ

知っている言葉と知らなかった言葉、さまざまだと思いますが、新人保育士さんが困る言葉というのは保護者が困る言葉でもあります。

保護者対応では平易な言葉に言い換えるなど、できる保育士さんになるためには「専門用語」を意識することが大切です。

以上、私が経験した保育の業界用語でした。