異業種から保育士に転職する方法は?保育士試験から就職活動までの道のりを解説します!

33歳で異業種から転職した現役保育士のえらんです。

進学や最初の就職の際には保育士という仕事は思いもしませんでした。

その後、子どもが生まれて子どもと接するうちに、子どもの成長を考えるのがとても好きだと自覚し、保育の業界に転職しました。

しかし、保育士試験の申し込みや試験勉強、その後の就職活動は長い道のりでした。仕事や家庭の役割をこなしながら自分の時間を削って行動するわけですから何度もくじけそうになりました。

それでも、念願の保育士としての仕事が始まると毎日の仕事が楽しくて一気に苦労が報われました。家族からも「前よりも活発になったね」と言われるようになりました。

皆さんも諦めなければ必ず保育士になれます。

今後、私と同じ境遇で新たに保育士を志す方のために、私の体験談を綴りたいと思います。

子育ての楽しさを教えてくれた子どもたち

養成校と保育士試験

保育士として仕事をするためには都道府県に保育士登録をする必要がありますが、保育士として認められる方法は2つあります。

養成校といわれる大学、短大、専門学校等で必要な科目を履修して卒業するか、一般社団法人保育士養成協議会が実施する保育士試験に合格することです。

私は既に家庭を持っており、学校に通いなおすことは難しかったため、仕事と家事と育児の合間に独学で保育士試験合格を目指しました。

保育士試験は年2回あります。筆記試験9科目、実技試験3科目で構成され、実技試験は2科目選択制です。

筆記は土日にかけて実施され、実技は筆記全科目合格者が受験できます。また、筆記試験の各科目の得点は3年間有効で、次の試験に持ち越すことができます。

私は2回目の試験で保育士試験に合格することができました。

保育士試験の申込

まずは一般社団法人全国保育士養成協議会のホームページで手引きを取り寄せてください。

申し込みの際、添付書類として短大卒以上の学歴または児童福祉施設等での勤務経験を証明する書類が必要ですが、出身校や過去の勤め先が遠隔地の場合は証明書を取り寄せるのに時間がかかりますので早めに準備してください。

また、本籍地を記入する欄があるので不安なひとは予め確認しておきましょう。

独学での勉強方法

筆者の勉強方法の紹介はこちら

保育士試験は科目数が多く効率良く勉強しないと合格は困難ですので、時間とお金に余裕があれば予備校に通うのが確実な方法だと思います。

保育を取り巻く環境や法律は年々変化していますが、予備校は最新の法改正を網羅し要点を絞って傾向と対策を示してくれます。

しかし 私は仕事、家事、育児という時間とお金の制約があり、予備校には通えませんでしたので通信教材を使うことにしました。

とはいえ高額な通信教材ですから私は中古で手に入れることにしました。数年前のものでしたらメルカリやヤフオク!に手ごろな価格で出品されています。

「中古で大丈夫?」

と心配になりますが、過去問の傾向から数年で試験の内容がごっそり変わるとは考えにくいので私は中古の通信教材を購入しました。

なお、過去問は最新の傾向を知りたかったので書店で最新のものを購入しました。

試験当日の準備や気を付けたいポイント

大学などの教室で行われることが多いです。

教育機関の施設は商業施設と違い不便なところにあることが多いので交通機関やコンビニの有無などの下調べを十分に行いましょう。

交通機関の乱れによる再試験は基本的にはありませんので時間に余裕をもって出発してください。

保育士登録

晴れて保育士試験に合格したらすぐに各都道府県に保育士登録をしましょう。

合格通知と一緒に登録の流れの手引きが入っているはずです。

登録には2か月程度かかり、登録されるまでは保育士として勤務することはできませんのですぐに行いましょう。

見込みでも就職活動はすぐに始めることはできますが、仮に勤務開始に保育士登録が間に合わなかった場合、新しい職場にとても迷惑をかけることになります。

ちなみに、養成校を卒業する方は在学中に確実に保育士登録されます。

保育士試験の合格者の場合は注意が必要です。

転職活動

基本的には園見学をしてから面接という流れになります。働きたい園が決まっているなら直接問い合わせをするのも良いですが、私は何も情報がないところから就職活動をスタートしたのでまずはインターネット検索で求人を探しました。

転職支援サイトは求人を多く取り扱っており、就職フェアも開催しています。電車の中吊り広告も出しているので見られた方も多いのではないでしょうか。情報収集のためまずは就職フェアに行くことにしました。

人材紹介会社が開催する就職フェアは来場や訪問ブース数によってQUOカードなどの特典がついていることが多いです。 私はここで6ブース廻り、2園の見学を申し込みました。 出展する園も力を入れて準備してきていますし大変盛り上がりますので一度行ってみる価値はあると思います。

しかし、そうしたフェアは大都市圏ごとに20法人くらいの出展数なので選択肢は少なくなってしまいます。

実は就職フェアは地元の社会福祉協議会や保育園連盟、新聞社の主催で開かれていることもあります。主催者が集客にお金をかけないので認知度が低く、インターネットのあいまい検索ではなかなかヒットしないのでピンポイントで探す必要があります。そうしたフェアは来場者が少ない割に園の数が多いので求職者にとっては穴場です。

まとめ

保育士試験の申込み、試験勉強、就職活動と長い道のりになります。

試験勉強はとにかく諦めず、試験当日は確実に受験することをお勧めします。択一式マークシート試験なので分からない問題でもチャンスがあります。

就職活動では未経験だと採用を渋られる場合もあります。 多くの保育園は自施設での研修プログラムを持っていないからです。養成校頼みだった保育業界の課題でもあります。

異業種から転職を目指すみなさんはたくさんの情報を仕入れて積極的にアプローチすることをお勧めします。