【保育士試験】社会福祉の内容は仕事でどう役立つの?

  • 保育士試験の内容が頭に入ってこない
  • 科目の特徴が分からない
  • 保育士試験の内容はそもそも仕事に必要なの?

こんな疑問にお答えします。

この記事は現役男性保育士のえらんが書いています。

私は仕事をしながら保育士試験を受験し、筆記8科目と実技2科目を一発合格しました。

筆記を1科目落としたため都合2回の保育士試験を経験しましたが、落ちることも受かることも経験し、このレベルなら合格!という感覚が分かるようになりました。

この記事を読むことで保育士の仕事内容を理解し、保育士試験の勉強をするモチベーションを上げることができるはずです。

  • 子どもたちの生活のお世話をしたい!
  • 遊びを通して成長の手助けをしたい!
  • 子どもと向き合うことは得意でも勉強と向き合うことは苦手

という方が保育士の夢を叶える手助けになれば幸いです。

社会福祉とは「助け合い」

社会福祉とは分かりやすくいうと「助け合い」です。助け合うということは「困っている人」がいます。

困っている人の定義はなんでしょうか?生活困窮者、恵まれない子ども、お年寄り、障がい者、寡婦夫などがあります。時代によっては戦災孤児や、自然災害の被災者、文化に馴染めない外国人ということもあるでしょう。

昔は主に篤志家(とくしか)と呼ばれる個人が取り組んでいた社会福祉ですが、2度の世界大戦を契機に国家的・国際的な動きとなり、法律の整備や国際会議などが開かれるようになりました。

そうした時代背景や、誰を助けるための制度かというのを意識していくと、学習が捗ると思います。

子どもは親の生活を映す鏡

保育所では一見で困っているように見える親子はなかなかいません。みなさんも辛いことや恥ずかしいことはなるべく隠そうとしますよね。

しかし、保育所で子どもと一緒に過ごしていると、子どもの様子から親の様子を推察できることがあります。良くある例では子どもの情緒が不安定になったと思ったらお母さんが妊娠中だったというものです。

子どもの様子から家庭の変化を察知する機会は意外と多いのですが、肝心なのはどんな社会福祉に繋げるかです。

多くは話を聞くだけ、理解を示すだけで解決しますが、専門機関に相談した方が良い案件もありますので、どんな背景でどんな支援が必要なのかというのはこの科目で勉強し、知っておいた方が良いです。

福祉の他の分野の職員と交流することも

勤め先によっては障がい者施設、高齢者施設など保育所以外にも経営していることもあります。勤め先の理解にも繋がりますし、交流の機会があれば積極的に意見交換することができます。

各地の社会福祉協議会では福祉の分野でまとめて研修を行ったり就職フェアを開催したりしています。グループワークを行うこともあるでしょうし、相手を理解するうえでも保育士以外の福祉の仕事について知っておくことは大切です。

他の社会福祉の分野について知っているとそうした機会を有意義に過ごすことができますね。

利用者、先輩保育士、経営者から頼られる存在に

保育の世界と社会福祉のその他の分野とは深いつながりがあるため、社会福祉に詳しいといろいろな方から頼られる存在になれます。

また、社会福祉について広い知識を持っていると、いずれ社会福祉士という資格も視野に入ってきます。

社会福祉士とは福祉に関する知識・技術のエキスパートです。福祉に関する相談に応じて助言や指導を行います。

特に使命感が強い方やいずれは施設長になりたいと思っている方は、自己研鑽や他の同僚との差別化のためにも社会福祉の分野に詳しくなる必要があります。

まとめ

社会福祉の科目から出題される内容は、保育所で子どものお世話をするイメージとは違いますし、福祉の幅広い分野から出題されるため苦手としている方も多いと思います。

社会福祉は社会情勢によっても必要とされる「困っているひと」の定義が変わってきますので時事関連の情報収集も欠かせません。

また、社会福祉は範囲が広すぎて完ぺきにマスターすることは困難です。実務経験がなくては頭に入ってこない内容もあります。完璧に覚えられればそれこそ社会福祉士になれてしまいます。

必要な知識は保育士になってから覚えていくと割り切って、保育士試験のコツを駆使して乗り切るのも一つの方法です。

無事保育士になり、保育を突き詰めていくといずれ社会福祉に行き着くと思いますのでその時は時間をかけて習得しましょう。